アスリート必見:怪我の予防に、ダンスのクラスはいかがでしょう!

どのようにジャンプするか、そして着地をするか、そのやり方次第でけがを未然に防ぐ。アスリートの方は、ちょっと耳を傾けたら良いかも・・・・、というお話です。

このビデオ「ダンサーのように降り立とう!(Land like a Dancer)は、ニューヨーク大学のHCDI(Langone’s Harkness Center for Dance Injuries)というセンターが、ダンサーとアスリートのジャンプした後の着地の仕方の違いを比較して、バイオ メカニクス(生体力学)の見地から、ACL: Anterior Cruciate Ligament(=前十字靭帯)の怪我について言及しているものです。前十字靭帯は、膝の中にある靭帯で、太ももの骨とすねの骨を結ぶための強靭な紐のようなもののひとつで、膝の関節を支持し、安全を保つ機能を持ちます。アスリートの方は、ここを怪我してしまう人が多いようですね。(※ダンスにもいろいろな種類がありますが、ここで言う「ダンサー」とは、バレエをはじめ、モダン・コンテンポラリーダンスやジャズダンス等、基本技術として、プリエなどのバレエのテクニックをシェアーし習得しているダンサー、ということになります。)

ダンサーは、普段からちゃんとクラスをうけリハーサルをこなし・・・・、その運動量と言ったらアスリートとなんら変わりはありません。「アスリートでもありアーティストでもある」のがダンサー。
前十字靭帯の怪我率は、ダンサーはアスリートに比べると、低い、のだそうです。このビデオでは、その大きな違いについて、「ジャンプした後の着地のしかた」と「アライメント」のことを指摘しています。このビデオの中のアスリートの方は、「高くジャンプすること以外に、どのように着地するのかって習ったことがない」って言ってました。私も相当昔に、バレーボール部にはいっていたことがありますが、確かに、このどのようにの「how to」って、習わなかった記憶があります。

ダンサーは、この「how to」はちゃんと習うんですよ。アライメントはもとより、ジャンプ、そして着地の仕方は基本技術として習得しなくてはなりません。なぜなら、ジャンプは体に大きな負担がかかり、怪我にもつながりかねないからです。ダンサーは、ジャンプ後の着地の時、ただどーんって降りているわけではありません。ビデオの中でも言っていますが、足(足球)から地に柔らかく、減速しながら着地しているんです(細かく言うと、体を引き上げながら下に落ちているので、二つのエネルギーの方向:一つは重力の下向き、もう一つは引き上げの上向き、が働いています)。アライメントに関しても、肋骨・骨盤・膝・四肢等の位置関係も習います。
もちろん、スポーツをしている時の体の動きやアライメント、ジャンプの瞬発力等々、ダンスのそれとは違いがあるのはわかります。しかしながら、身体能力の高いアスリートの方々なら、ダンスのクラス受けてみてそのやり方を経験すれば、体のほうが「柔らかく減速しながら着地」を飲み込んでくれて、それが普段、スポーツをする時の練習にも自動的に(もしくは意識的に)生かされていくいのではないでしょうか?

アスリートの皆さん、怪我の予防にダンスのクラスはお勧めです。ダンスのクラスの種類は、バレエ、もしくはバレエの基本技術をシェアーしているスタイルのダンス(モダンダンス・ジャズダンス等)をお勧めします。

HCDI(Langone’s Harkness Center for Dance Injuries)のサイトはこちらから。
http://hjd.med.nyu.edu/harkness/

 

(2014年8月現在、このビデオは残念ながら、非公開となったようなので、ビデオのリンクはブログから外しました)。

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